看護師として働くときに気になるのが休日です。看護師の働き方として一般的なのは、4週8休という働き方。これは4週つまり28日のうち、8日間の休みは割り当てられるという意味になっています。

この4週8休という働き方が多いのは、総合病院や土日も診察しているクリニックなどです。有床で入院患者を抱えているような総合病院では土日の勤務が回ってくるのは当たり前ですので、このようなシフト制の休日を採用しているところが多くなっています。

個人経営の小規模クリニックの場合は、平日の内1日と日曜、または土曜日の午後と日曜が休みというスタイルを取っているところが多いのが特徴です。もちろん、日曜も診察しているクリニックならこうはいきませんが、日曜は休診というクリニックも多いので、家族がいる場合は比較的休みを合わせやすいというメリットがあります。同じクリニックでも美容系クリニックの看護師の場合には、土日が繁忙期ということが多いので平日の内2日が休みというスタイルのところが多いでしょう。

看護師の休日は不定休になることがほとんどで、総合病院の病棟や介護施設の看護師ということになると、なかなか自分が思うように休日を取ることは難しくなります。

お盆や年末などの長期休暇も家庭がある方や地方から出てきているという方優先で組むことになるので、独身で地元に住んでいるということだと友人などと休みを合わせることが難しくなる傾向にあります。休日を重視したいのなら、決まった休診日が設けられている小規模のクリニックなどを選ぶようにするといいでしょう。